より良い査定額となる
お車の状態
お車を売却された経験がある方、他社ですでに査定をしてもらった方で、「なんでこの価格がついたんだろう…」と思ったことはありませんか?状態が良いと思った車でも査定額は意外と低かったり、良い価格は期待できないと思っていたら予想外の高値がついたり…。基準が曖昧なままでは、本当の意味で納得のいく取引とはなりません。ここでは、中古車の買取の際に専門業者がチェックしているポイントについてご紹介します。これから売却を検討されている方は、一つの参考としてご覧ください。
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Point.01 外装
査定額を大きく左右するのは、車の外装です。とくにカラーに関しては、人気のある色ほど査定額に加算されます。もちろん、「ボディにキズやへこみ、汚れはないか」「ランプやアンテナに破損はないか」「タイヤやホイールの状態」といった点も細かくチェック。ご自身では大切に乗っていたと思っている車でも、プロの目には見えてくるキズなどがあるのです。
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Point.02 内装
外装のみならず、内装も細かくチェックされます。たとえば、シートやフロアマットにある汚れなどの視覚的なものをはじめ、タバコやペットのにおいといった嗅覚的なものまで確認。もし交換が必要であれば、その費用が査定額から引かれ、大幅に下がってしまう可能性もあります。
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Point.03 走行距離
走行距離もチェックは欠かせません。一般的に、車の年間走行距離は普通車で10,000km、軽自動車で8,000kmといわれていますが、それらを上回るか下回るかで査定額が違ってきます。また、基準の走行距離を大幅に下回れば良いわけでもありません。走行距離が極端に少なければ、「長年にわたって放置されていたのではないか?」という評価にもつながります。
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Point.04 エンジン
「エンジンに異音は発生していないか」「エンジンオイルやプラグのコンディションはどうか」といった点がチェックされます。そのほか、改造パーツが施されている場合もチェック対象に。また、エンジンまわりでは車体番号の確認も行われます。もし改ざんが行われていれば、マイナス評価がつくどころか、買取を拒否される場合もありますのでご注意ください。
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Point.05 その他
メーカーや車種、年式のような基本項目はもちろん、グレードも査定のポイントです。また、車検までの残期間なども長いほどプラス査定となります。そのほか、取扱説明書や定期点検整備記録簿などの重要書類やスペアキーの有無も重要となりますので、売却の際には欠けていないか必ずチェックしましょう。